【開催案内】9/16 金属材料 合同研究会
中性子産業利用推進協議会2025年度第1回金属材料研究会
主催:中性子産業利用推進協議会(IUSNA)
総合科学研究機構(CROSS)
茨城県
共催:日本金属学会 量子ビーム解析技術研究会
協賛:J-PARC MLF利用者懇談会
日本金属学会 量子ビーム解析技術研究会2025年度研究会
主催:日本金属学会 量子ビーム解析技術研究会
共催:中性子産業利用推進協議会(IUSNA)
総合科学研究機構(CROSS)
茨城県
協賛:J-PARC MLF利用者懇談会
1.日時:2025年9月16日(火)
10:00~12:00 中性子産業利用推進協議会2025年度第1回金属材料研究会
SANS合同実験報告(民間企業の参加者は協議会会員に限定) ※ハイブリッド開催
13:00~17:00 日本金属学会 量子ビーム解析技術研究会2025年度研究会
金属材料研究への量子ビームの活用(参加者限定なし) ※現地開催のみ
2.開催場所:北海道大学 工学部 A棟4階63号室
(交通アクセスhttps://www.eng.hokudai.ac.jp/access/)
3.開催趣旨
中性子産業利用推進協議会 金属材料研究会主査:古河電工・佐々木宏和、
日本金属学会量子ビーム解析技術研究会 代表世話人:豊橋技科大・大場洋次郎
金属材料の構造解析への中性子利用は、回折や小角散乱などの方法が多く用いられています。この研究会では、実験参加企業より試料を準備頂いた上で中性子測定を行い、目的に応じた測定方法やデータ解析方法を検討します。これまで、J-PARCのiMATERIAおよびTAIKANで中性子小角散乱(SANS)測定を実施しました。今年度の第1回研究会では、各社の計測結果について紹介頂きます。尚、合同実験報告は、一定の成果が見通すことができるまでは、中性子産業利用推進協議会加入企業と関連する大学および施設関係者だけで、研究会を構成します。
午後には日本金属学会量子ビーム解析技術研究会と共催で、金属材料研究への量子ビーム活用について議論します。金属材料の研究開発において、材料解析技術の重要性は非常に高く、特に量子ビーム(放射光・
中性子線)の活用は従来困難であった材料内部の微細な構造変化や組成変化の解析を可能にします。本研究会では、金属材料研究への量子ビームの活用と、金属材料に向けた量子ビーム解析技術の開発を加速するために、オープンな議論を行います。多くの皆様のご参加をお待ちしております。
4.プログラム(敬称略)
●中性子産業利用推進協議会2025年度第1回金属材料研究会
(民間企業の参加者は協議会会員に限定)
※ハイブリッド開催
10:00 開会挨拶 中性子産業利用推進協議会・小室又洋
10:05 開催趣旨説明 古河電工・佐々木宏和
「SANS合同実験報告」
10:10 実験概要 古河電工・佐々木宏和
10:30 実験報告 日本製鉄・菅野聡
10:50 実験報告 JFEスチール・田中裕二
11:10 実験報告 神戸製鋼・小澤敬祐
11:30 実験報告 豊橋技科大・大場洋次郎
11:50 総合討論と今後の予定
●日本金属学会 量子ビーム解析技術研究会2025年度研究会
(参加者限定なし) ※現地開催のみ
「金属材料研究への量子ビームの活用に関する議論」
13:00 開会挨拶と量子ビーム解析の現状 豊橋技科大・大場洋次郎
13:15 テーマ1 量子ビーム技術マトリックスマップの作成
活用促進の第一歩として、量子ビーム解析に対するシーズ・ニーズの全体感を把握し、互いの交流を容易にするための
マトリックスマップを作成します。たたき台を基に、皆様のご要望に応え、皆様のご研究に真に役立つものを目指して
議論します。
14:55 テーマ2 量子ビームに対するニーズ・課題解決に向けた議論
金属材料研究者の皆様が抱える具体的な課題をご提示頂き、量子ビームからはどのようなアプローチが有効か
議論いたします。現状の技術では困難な課題であっても、さらなる量子ビーム技術の開発といった展開や、
将来の量子ビーム施設に対する要望・提言へと取り入れていきます。
16:40 まとめ、今後の活動について
5.参加申込方法
以下のサイトからお申込み下さい。
https://forms.office.com/r/hFKZrSn9ae
6.申込締切:2025年 9月 9日(火)
<問合せ先>中性子産業利用推進協議会(略称:IUSNA)
〒319-1106 茨城県東海村白方162-1 いばらき量子ビーム研究センター D201
TEL:029-352-3934 FAX:029-352-3935(火曜日と木曜日のみ勤務)
E-mail: info@j-neutron.com