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中性子産業利用推進協議会

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 2019年3月12日の2018年度量子ビームサイエンスフェスタ(QBSF)に続いて、13日に第10回MLFシンポジウムが、つくば国際会議場で開催され盛況のうちに閉幕しました。
 本年度はKEK物構研、J-PARCセンター、CROSS、PFユーザー会およびJ-PARC MLF利用者懇談会の主催で行われ、茨城県、つくば市および東海村の後援と多くの学会の協賛のもとに開催されました。量子ビーム利用の促進と発展を目的として開催されるQBSFには、日本全国から580人ほどの参加があり、活発な議論が行われました。基調講演、ポスターセッションならびに各テーマ別に講演されるパラレルセッションが行われ、続いて懇親会と学生奨励賞の授賞式などが行われました。
 MLFシンポジウムには161名の参加があり、こちらも盛況でした。基調講演では,山梨大学犬飼教授が「量子ビームを用いた固体高分子形燃料電池の解析−ナノ材料から実セルまで−」と題して、燃料電池の原理にはじまり、触媒層やプロトン伝導膜の設計と評価についての包括的な講演をされました。また,講演の最後には、実際の燃料電池を発電させながらのラジオグラフィ測定(いわゆるオペランド測定)をおこなう必要性に言及され、今後の量子ビーム利用に対する期待も示していただきました。基調講演に続き、サイエンスセッションにおいて合計8件の講演があり,中性子およびミュオン、あるいは複合的な量子ビーム利用によって得られた各分野での特筆すべき研究成果の発表がありました。施設報告としては,MLFの現状、中性子・ミュオンターゲットの現状と将来展望などの報告があり,MLF利用者と施設との間での情報の共有を図りました。その他、J-PARC MLF利用者懇談会の総会やユーザーからの要望セッションが行われ、研究成果の公表のみならず、施設の現状や施設運営に関すること、ならびに,コミュニティーの発展に向けた意見交換と共通認識の醸成に寄与できたと考えます。

MLFシンポジウム実行委員 一同

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