中性子産業利用推進協議会

〒319-1106
茨城県那珂郡東海村
白方162-1
いばらき量子ビーム研究センター D201
中性子産業利用推進協議会事務局
TEL:029-352-3934
FAX:029-352-3935
お問い合わせはこちら

アクセスカウンター
HOME  >  


J-PARC News第167号が発行されましたのでお知らせします.

News本文は下記の資料をご参照ください.
    J-PARC News第167号


<J-PARC News第167号の掲載内容>

●J-PARCハドロン実験施設のKOTO実験が中性K中間子の稀な崩壊で世界最高
 感度を十倍更新
  -「物質と反物質の違い」の解明に第一歩を踏み出す-
 (3月4日、プレス発表)

●相転移の狭間に出現する新たな創発磁気モノポール格子
 -二つのトポロジカル磁気構造が移り変わる様子を解明-
 (3月5日、プレス発表)

●芳香族炭化水素の圧力誘起重合反応メカニズムの解明
 -原子種を制御したグラファン設計へ道筋-
 (3月8日、J-PARC HP掲載)

●J-PARC国際アドバイザリー委員会IACなど開催
 (2月14日~3月5日、J-PARC)

●2018年度量子ビームサイエンスフェスタ
 第10回MLFシンポジウム/第36回PFシンポジウム
 (3月12日~13日、つくば国際会議場)

●岡山大学J-PARC分室設置に向けて覚書を締結
(3月14日、東京)

●J-PARCハローサイエンス
 ~中性子線を使ってリチウムイオン二次電池を見える化する~
(2月22日、東海村産業・情報プラザ「アイヴィル」)

●加速器運転計画

発行元:J-PARCセンター 広報セクション

2019年度のJ-PARC MLF産業利用報告会を7月18日(木)-19日(金)に東京
秋葉原コンベンションホールにおいて開催することになりました.
プログラム(暫定版)の詳細につきましては下記の資料をご参照ください.

  2019年度J-PARC MLF産業利用報告会

多くの皆様にご参加いただきますようお願い申し上げます.

日時:2019年7月18日(木) 13:00-19日(金) 18:00

場所:東京 秋葉原コンベンションホール

主催:J-PARCセンター
   総合科学研究機構(CROSS) 中性子科学センター
   茨城県
   中性子産業利用推進協議会
共催:J-PARC MLF利用者懇談会など

プログラム(暫定案:概略)
7月18日(木)
13:00~13:10 開会挨拶
  齊藤直人 J-PARCセンター長
13:10~13:20 文部科学省挨拶
  奥 篤志 文部科学省科学技術・学術政策局 量子研究推進室長

<セッション1:MLFの産業利用の現状>

<セッション2:中性子利用>

<セッション3:ミュオン利用>

<特別講演>
17:10~18:00 日産アークにおける量子ビームの活用(仮題)
               松本 隆(日産アーク)

<懇親会> 18:00~19:30 @ ホワイエ 参加費:4,000円

7月24日(火)
【イノベーションの共創】
<セッション4>
<セッション5>
 産業界からのニーズと施設側のニーズのマッチング:4組

<ポスターセッション> & お昼休み
11:55~14:00 各BL装置の紹介と産業利用報告 & 軽食

<特別講演>
14:00~14:50 革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)の概要(仮)
               伊藤耕三(東京大学)
<相談会>
16:45~17:50 (軽食あり)


 

J-PARC MLF 1月ニュース

 田中敬二九州大学教授のグループはSiO2上に塗布したナフィオン膜に着目し、水に浸漬させた状態での界面構造を中性子反射率法で評価し,分子設計だけでなく構造を制御することによってもプロトン伝導度を劇的に向上させることが可能であることを示しました.

詳細については下記の資料をご参照ください.
   ナフィオン/石英界面におけるプロトン伝導度の異方性

 反射率計BL16「SOFIA」を用いて,ナフィオン膜を水に浸漬させた状態で界面構造を観察しました.その結果,石英基板とナフィオン膜の界面に特徴的な積層構造が観測されました。これはナフィオン分子の親水性側鎖が偏析して含水量が多い"water rich layer"と、ナフィオン分子の疎水性主鎖が偏析して含水量が少ない"waterless layer"が交互に積層していることを意味しています.この結果は基板と平行方向および垂直方向に対して構造が異方性を有していることを意味していることから、薄膜中のプロトン伝導度、特に,基板と平行方向と垂直方向の異方性について、交流インピーダンス測定に基づくプロトン伝導度σの評価を行いました.この際、膜厚を変化させることによって異方性を有する界面層の比率を変化させ、その影響を評価しました.その結果,膜厚が減少し、界面層の割合が高くなるほどバルクの値から離れていくこと、そして,垂直方向のプロトン伝導度は薄膜化することによって減少していくのに対し、垂直方向では逆に増加することが明らかとなりました.これは界面層においては界面に水平方向に対して,水のチャネルが2次元的に広がっているため水平方向に対するプロトン伝導度が高くなる一方で、垂直方向に対してはwaterless layerに阻まれてプロトンの伝導度が劇的に減少していることを意味しています.

 以上のように、本研究では分子設計だけでなく構造を制御することによってもプロトン伝導度を劇的に向上可能であることを示すことに成功しました。また、具体的な結果は示しませんが,ナフィオン/SiO2膜を積層することにより、積層数に応じて面内方向のプロトン伝導度がさらに増加することも明らかになっており、これらの知見を実材料に生かすことによって、より高性能な燃料電池につながることが期待されます。

 本成果は下記のようにLangmuirに受理され、カバー論文として採録されました.
<参考文献>
Y. Ogata, T. Abe, S. Yonemori, N. L. Yamada, D. Kawaguchi, K. Tanaka
"Impact of the Solid Interface on Proton Conductivity in Nafion Thin Films"
Langmuir 34 (2018) 15483-15489.


J-PARC News第166号が発行されましたのでお知らせ致します.

本文につきましては下記の資料をご参照ください.

    J-PARC News第166号

<J-PARC News第166号の掲載内容>は下記の通りです.

●素粒子用写真技術を応用した超高分解能新型中性子検出器の開発に成功!
 ~中性子の波紋を撮って解読し、この世の成り立ちに迫る。
 物体の透視にも期待~
 (2月15日、プレス発表)

●新種の超原子核(二重ラムダ核)を発見
 ―中性子星の内部構造の謎に迫る―「美濃イベント」と命名
 (2月26日、プレス発表)

●J-PARCのアドバイザリー委員会開催(2月14日~3月5日)

●平成30年度西川賞を發知英明氏が受賞
 (2月15日、東京・アルカディア市ヶ谷)

●東海村子ども科学クラブでJ-PARCハローサイエンス開催
 (1月21日、1月28日、2月4日、東海村中丸コミュニティセンター)

●J-PARCハローサイエンス~"奇妙な"原子核から中性子星内部の物質を探る~
 (1月25日、東海村産業・情報プラザ「アイヴィル」)

●第26回日立サイエンスショーフェスティバルにJ-PARCハローサイエンス出展
 (2月3日、日立シビックセンター科学館)

●加速器運転計画


発行元:J-PARCセンター 広報セクション

J-PARC News第165号が発行されましたのでお知らせ致します.


詳細につきましては下記の資料をご参照ください.

    J-PARC News第165号

<J-PARC News第165号>の掲載内容は下記のとおりです.

●K-中間子と二つの陽子からなる原子核の発見
 -クォークと反クォークが共存する"奇妙な"結合状態-
 (2019年1月24日、プレス発表)

●KOTO実験コラボレーションミーティング開催
 (2018年12月14~16日、J-PARC)

●黎明ワークショップ・J-PARCワークショップ
 「J-PARC-HIが拓く高密度物質とストレンジネスの物理」
 (2018年12月15日、IQBRC)

●J-PARC Workshop 2018/Deuterium Labeling Study for Neutron Science
 (2019年1月15~16日、IQBRC)

●第27回J-PARC PAC開催(2019年1月16~18日、J-PARC)

●第6回加速器施設安全シンポジウム開催(2019年1月24~25日、IQBRC)

●J-PARCハローサイエンス
 ~J-PARCが作るニュートリノで宇宙進化の謎に迫る~
 (2018年12月21日、東海村産業・情報プラザ「アイヴィル」)

●西川公一郎 元J-PARCセンター副センター長ご逝去の報に接して

●ご視察者など

●加速器運転計画


発行元:J-PARCセンター 広報セクション

平成30年度の粉末構造解析ソフトウエアZ-Codeの初級者向け講習会を
2月12日(火)-13日(水)に開催します.開講まで1カ月を切りましたので,
改めてご案内致します.

今回の講習会では,Z-RietveldとZ-3D,Z-MEMの最新版の使い方について講義と実習を行います.J-PARC MLFの粉末構造回折装置を利用される多くの皆様には是非ご参加いただき,これらの解析ツールを構造解析に活用していただきますようご案内致します.なお,今回はWindows版だけの実習を行いますので,Windows PCをご持参ください.Windows OSはWindows 7,8.1,10です(64ビット).
開催予告でご案内したプログラムから少し変更になっていますのでご注意ください.
講習会の詳細につきましては下記の資料をご参照ください.

   平成30年度初級者向けZ-Code講習会

<参加申込み>
受講を希望される場合には下記までお申し込みください.
 申込み先:中性子産業利用推進協議会 事務局 大内 薫
 E-mail: info@j-neutron.com
 (1)名前,(2)所属,(3)連絡先(電話番号,E-mail address)
 をご記入の上,メールにてできるだけ2月4日(月)までにお申込みください.

開催日時:平成31年2月12日(火)9:30~13日(水)17:00
場所:エッサム神田ホール1号館401会議室
   〒101-0045 東京都千代田区神田鍛冶町3-2-2
   http://www.essam.co.jp/hall/access/

主催:J-PARCセンターMLFディビジョン,KEK物質構造科学研究所
    茨城県,茨城大学フロンティア応用原子科学研究センター
    中性子産業利用推進協議会
協賛:総合科学研究機構(CROSS)中性子科学センター

参加費:
参加費は無料ですが,資料代として2,000円いただきます.なお,中性子産業利用推進協議会の会員の皆様は無料です.資料代は当日徴収させていただきます.領収書を発行します.

目標:
TOF粉末中性子回折,原子炉中性子回折,実験室X線回折,放射光X線回折データのリートベルト解析,X線と中性子データの同時リートベルト解析を一人で実行できる.制約条件下でのリートベルト解析ができる.構造パラメータやプロファイルパラメータ,補正パラメータ等を理解し,原子間距離・角度等を正しく求める.MEM解析を実施し結果を表示できる.結晶模型を描けるようにし,簡単な磁気構造も解析できるようにする.論文や報告書を執筆するための表記法を理解する.

2月12日(火)9:30-17:00
9:30-9:40  開会挨拶     林眞琴(CROSS)

9:30-10:30 回折結晶学の基礎(1)
         回折原理(逆格子,構造因子,粉末結晶回折,単結晶回折)
               木村宏之(東北大学)

10:30-11:00 回折結晶学の基礎(2)
          散乱,中性子の発生,分光器,TOF回折法
               石垣 徹(茨城大学)

11:00-11:15 Z-Rietveldを用いたリートベルト解析の概要
               神山 崇(KEK)

11:15-11:45 Z-Rietveldのインストールと動作確認
               米村雅雄(KEK),石川喜久(CROSS)

11:45~12:45 昼 食

12:45-13:45 回折結晶学の基礎(3)
          対称性・空間群,軸変換
               木村宏之(東北大学)

13:45-14:45 リートベルト解析を始める(Rietveld解析+Z-3D描画)
               神山 崇(KEK)

14:45-15:15 実験室X線回折データからZ-Rietveldで用いる入出力ファイルを作る
               米村雅雄(KEK),石川喜久(CROSS)

15:15~15:30 休 憩

15:30-17:00 実用材料を例にTOF回折データのリートベルト解析を行う
               米村雅雄(KEK)

17:00終了

2月13日(水)9:30-17:00
9:30-11:45 X線及び中性子回折データのリートベルト解析を行い,それぞれの
        特徴を学ぶ(多相解析,マルチヒストグラム・多点測定,制約条件)
               米村雅雄(KEK)

11:45~12:45 昼 食

12:45-13:45 電子密度や拡散乱長密度の求め方を学ぶ(MEM)
               石川喜久(CROSS)

13:45-15:00 BaTiO3の相転移データの解析例
               石川喜久(CROSS)

15:00~15:15 休 憩

15:15-16:00 プロファイル解析法を学ぶ
         (粒子径や歪みの求め方(デモ+活用方法))
               神山 崇(KEK)

16:00-16:20 原子間距離・角度の求め方(デモ+得られる価値・活用方法)
               神山 崇(KEK)

16:20-16:40 磁気構造解析(デモ+活用方法)
               萩原雅人(KEK)

16:40-16:45 閉会挨拶    富田俊郎(茨城県)

<問合せ先>
ご不明な点は下記までお問合せください.
 総合科学研究機構中性子科学センター(CROSS)
 林 眞琴(m_hayashi@cross.or.jp )

2018年度量子ビームサイエンスフェスタが3月12-13日に開催されることに
なりましたのでご案内致します.多くの皆さまのご参加をお待ちしています.

     2018年度量子ビームサイエンスフェスタ
   (第10回MLFシンポジウム/第36回PFシンポジウム)

日時:2019年3月12日(火)ー13日(水)
場所:つくば国際会議場(エポカルつくば)

主催:高エネルギー加速器研究機構 物質構造科学研究所,
   J-PARCセンター,総合科学研究機構(CROSS),
   PF-ユーザアソシエーション(PF-UA), J-PARC MLF利用者懇談会

参加費:無料

旅費を伴う参加申込・要旨登録の締切り:1/18 (金)

サイエンスフェスタの詳細,ならびに,参加申込み等につきましては
下記のWebサイトをご参照ください.
   http://qbs-festa.kek.jp/2018/

 量子ビームは基礎研究から応用研究、また産業の広い分野について、
研究開発 を支える重要なツールとして、欠かせない役割を担っています。
KEK放射光科学研究施設とJ-PARC 物質・生命科学実験施設は比較的近い距離に
位置し、放射光・陽電子と中性子・ミュオンのそれぞれの特徴を活かした
マルチプローブ利用による新しいサイエンスも広がりを見せています。
 2015年度から始まった量子ビームサイエンスフェスタは、量子ビームを利用
するユーザーと量子ビームを提供する施設スタッフの情報交換の場であるだけ
でなく、異なるプローブを用いる研究者間の交流を通して、将来の量子ビーム
利用研究のあり方を考え議論する場となることを目指して開催されてきました。
今年度の量子ビームサイエンスフェスタでも、量子ビームを利用した研究に
ついて最先端の話題を提供いただくとともに、参加者同士の知識や技術の交流を
通じて、研究の幅を広げるとともに将来の量子ビームサイエンスについて活発に
議論する機会として、大いにご活用いただきたいと考えております。
 多数の皆様のご参加を、こころよりお待ち申し上げております。

2018年度量子ビームサイエンスフェスタ
実行委員会 委員長  小野寛太
       副委員長 横尾哲也