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中性子産業利用推進協議会

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7月20日(木)-21日(金)に東京秋葉原コンベンションホールにおいて、2回目のJ-PARC MLF産業利用報告会を開催しました。
初めに、齊藤直人J-PARCセンター長から開会挨拶があり、続いて、西山崇志文部科学省量子研究推進室長から文部科学省を代表して挨拶がありました。

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<セッション1>では、金谷利治MLFディビジョン長が「J-PARC/MLFの現状について」と題して水銀ターゲットの状況と論文の投稿実績などを報告され、0804houkokukai2.png続いて茨城県の富田俊郎技監が「中性子産業利用の現状」と題して産業利用の統計データや利用成果を紹介されました。その後、住友ゴム㈱とのパートナーシップ協定に基づき採用された菊地龍哉氏の講演がありました。続いて<セッション2>を含めてMLFにおける成果として、豊田中央研究所の川浦宏之氏、太陽化学の南部宏暢氏、小貫祐介茨城大学助教、小野寛太KEK准教授、東京大学の西村真一氏、山田太郎茨城大学准教授がそれぞれの研究成果を講演されました。

<特別講演>では、㈱豊田中央研究所の菊池昇代表取締役所長が「豊田中研における中性子利用」と題して、豊田中研がJ-PARC MLFの各種中性子実験装置を駆使して自動車関連材料を開発されている状況について講演されました。

21日(金)は【イノベーションの共創】と銘打って産業界から利用成果とニーズを、施設側からシーズを紹介するいわゆる「ニーズとシーズのマッチングセッション」を開催しました。産業界からは、住友ベークライトの首藤靖幸氏、日立製作所の今川尊雄氏,神戸製鋼所の篠崎智也氏,MORESCOの小寺賢氏が、施設側からは、CROSSの山田武氏、J-PARCの篠原武尚氏、ハルヨ氏、青木裕之氏がそれぞれ講演されました。

0804houkokukai3.png<招待講演>は3件あり,田中敬二九州大学教授が「量子ビーム利用による産学連携の現状とMLFへの期待」、折茂慎一東北大学教授が「高密度水素化物の材料科学」、ならびに、インターメタリックス社の佐川真人氏が「ネオジム磁石、過去、現在、未来」と題してそれぞれ講演されました。

最後の<ポスターセッション>では初めての試みとして、4列のポスターパネルの脇に5個の丸テーブルを配置し,軽食とアルコールを含む飲み物を摂りながら中性子の産業利用についてユーザーと装置グループが語り合える場を設けました。

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20日の報告会には235名、21日の報告会には217名、延べでは平成28年度よりも42%も多い452名の参加者があり大変盛況でした。

20日(木)夕方には、会場脇の「ホワイエ」において懇親会を開催し、110名の方が参加されました。庄山悦彦副会長と西山室長、ならびに、盛谷幸一郎茨城県企画部長の挨拶のあと、横溝CROSS理事長の施設代表挨拶に続く発声により乾杯し懇談しました。ユーザーの参加者の皆様と施設の装置担当者の間でJ-PARC MLFの産業利用について活発な意見交換がありました。

※報告会の写真集を作成しました。下記の写真集をご覧ください。

   「平成29年度J-PARC/MLF産業利用報告会 写真集」